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ガンプラ! 模型!   弁天シンジケート!!

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2012年 09月 13日

カーモデルのキモ・・・・・・。

いきなりですガ、現在保留中のカーモデル制作の
タミヤ1/24”BRZ”を使って「HOU TO」的な何か?を実演します。

新たに「塗装面の研ぎ出し」カテゴリーを追加、
何時でもアーカイブできるようにしまシタ。

全二回カナ?



第一回「基礎編」

”弁SYN流”ではカーモデルのキモは
塗装の綺麗具合です。

作品の良し悪しの80%グライを掌握します、
残りの15%グライを「タイヤとホイールアーチの関係」、
最後の数%をディティールかな?

実は「タイヤとホイールアーチの関係」を重要視しているヒトは
わりと少ない、あのMG誌もソコら辺が弱いです。

ヨコから見てタイヤがホイールアーチのセンターに無いトカ、
妙にヨコへ飛び出していたり引っ込んでいたり。

最悪は四輪が地面に接地していなかったり・・・・・・・・。



そんなコトはさて置き塗装の要「研ぎ出し」を
今回は説明します。

がしかし最初に断っておきますガ、今回のクリヤー塗装は
人生で一番上手く塗れたので「研ぎ出し」をしなくても
カナリ行けてマス。

なるべくBefor/Afterを交えて説明しますガ、
ソコのトコロを考慮してニャ。



まず今回の被験者↓
カーモデルのキモ・・・・・・。_c0079840_2337427.jpg

ね、かなりGOODな状態。

ルーフに写り込むデスクライトの蛍光灯の
帯びが鮮明です。


更に↓
カーモデルのキモ・・・・・・。_c0079840_23391211.jpg

クロいトコロを拡大しますヨ↓↓↓
カーモデルのキモ・・・・・・。_c0079840_23395370.jpg

アオい線で囲ったトコロが・・・・・・解りますカネ?
際のトコロがニジニジしています=柚子肌ってヤツです。

何時もならコノ柚子ップリが
もっと大きく深いデコボコで、ハイライトで光っていない
エリアでも柚子具合が解ってしまうホドです。


ではナゼ今回は上手く行ったノカ?

まず全ての塗装をエアブラシで行なったカラ。

「サフェ→シロ→アカ→クリヤー」までの全てを。

そして更にクリヤーの塗装を研ぎ出しに耐える分の
厚さまで塗ったトコロで一端、#600のペーパーで今までに
積み重ねた柚子肌を落として平滑な面を出して、ソコからもう一回
クリヤーを塗ってみた。

良くガラスに水滴を垂らすト、表面張力で粒状になります。

その粒の集合体が柚子肌の正体。

また、少しペーパーを充てた面に水滴を垂らすト
ジワっと滲んでしまいます、その物理を使って二回目の
クリヤー塗装をするト・・・・・・今回のような結果になりまシタ。

面倒だし、毎回マイカイ研ぐ前には良く乾燥させなければ
ならないシ・・・・・・・・結構ジカンが係ります。



今回は前段階として「研ぎ出し」の理論から初めました、
次回は実戦辺です。

コレさえマスターしてしまえば80%はゲットしたも同然、
頑張ってマスターしてより良い作品を作りましょう。

by BenTenSYN | 2012-09-13 23:59 | 塗装面の研ぎ出し | Comments(2)
Commented by takafumi at 2012-09-18 03:48 x
こんにちは。
クリア吹き参考になります。
私も、カルソニック・日産Zを作っているのですが、こういう車はインテークや特殊なエアロパーツがあるので研ぎ出しができません。

なので、私もこの表面張力を利用し、薄めまくったジャブジャブのクリアで表面を整えてます。

それと、ジュアッグ、、、
キットを購入できてません。
7号機で友情出演にさせて~!


それとそれと、
弁天さんが以前紹介していたと思うのですが、 星野 之宣の「星を継ぐもの」を読みました。
中学時代から 星野 之宣の作品が好きでアメリカのも何冊か持ってきていました。

そのかれの最新作を後から来た奥さんに3巻まとめて持って来て貰ったのですが、これで完結しないのですね、、、

すげー面白くて、3巻目に入った辺りでどうやって完結するのかと読み進めたら普通に4巻に続くと、、、

ちと高いけどこちらで買います。。。
Commented by BenTenSYN at 2012-09-19 21:13
オヒサシブリです、”takafumiさん”

”星野 之宣”の著書は他のタイトルも魅力的ですネ、
ハードSFばかりで面白そうです。

さて、連載している「研ぎ出し」では塗装のコツについては
あまり触れていません、理由は良く解らないカラ・・・・・・。

でもいまのボクの考えでは最後に乗せるクリヤーの
希釈は「意外とドロドロが良い」です。

テロっと乗せるカンジが今のところベストです。

ちなみにシャバシャバは細かい2000#の
カミヤスリみたいなカンジになりガチです。

以前、「塗りっぱなし」のレクチャーをMG誌で
記事を書いておられる「上村アキヒロ氏」に聞いたコトが
あるのですガ、希釈の具合は塗る環境によって変化するとのコト。

ある程度の目安を付けて数種類を用意して、ピンポン玉に
それぞれを塗り、一番良い希釈度合いを導いてから
本塗装をするそうです。

それで「塗りっぱなし」でもボクの「研ぎ出し」より
クォリティが高いです・・・・・・・やってラレンです・・・・・orz

では第二回をお楽しみニ、元気でニャ。


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